Translation work

ある英語の著作物を日本語に翻訳する仕事をしている。
ヨーロッパの古代から中世、さらには近世まで脈々と受け継がれた思想および学問体系の変遷を辿るという内容で、門外漢の私にはまったく歯が立たない。とばかりも言っていられないので、一行進むごとに見知らぬ単語や概念にぞろぞろと出会っては泣きながら辞書を引きまくる毎日である。そんな調子なので、肝心の翻訳は遅々として進まず、1日で2ページできれば御の字である。
そのような忍耐の日々の中でも心が躍る瞬間がある。中世のオランダで活躍した思想家たちの名前が出てくる時である。リプシウスなど、16世紀のライデン大学で教鞭を取った学者の名前にも出くわすと、嬉しくて叫び出したくなる。
中世の街並みが残るライデンで、彼らの足跡を辿り、ひとつひとつの言葉を日本語に起こしていけるなんて、よく考えてみたら、こんな幸せな機会はないのだ。参考になればと、平凡社ライブラリーの中世思想原典集成をはるばる日本から持ってきた甲斐があるというものだ。
とはいえ、1日の大半は難解な概念と格闘する苦悩の時間なのだけれど。しかる故に、今晩も1杯のワインがうまいのである。
I’ve been working on translating an English book on the European intellectual history from ancient to early modern. Well, I must confess that I know nothing about it, and I have been struggling unfamiliar terms and concepts which I got stuck at every line…
There is some moments, however, when I feel excited, for example, when I encounter the names of medieval intellectuals who were based in the Netherlands. I was so happy to find the name, Justus Lipsius, who taught at Leiden University in 1580’s.
Yes, it’s so great that I can trace paths of those who developed their idea on philosophy in Leiden and translate their words into Japanese while I staying here in Leiden!
And I admit that some glasses of wine taste really nice after the hard work for a whole day!

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