千里眼

どんよりとした曇り空をしとしと雨が降る天気のせいか、朝から偏頭痛に悩まされている。吉田玉男ことバランスボールにも乗り飽き、目の前には放ったらかしたままの本が積み上がり、憂鬱なことこの上ない。そんな時に届いた南房総のじろえむさんの野菜と卵。彰子さんは、いつも絶妙のタイミングで野菜を送ってくださる。千里眼を持っているのではないかと思う。

美しい煉瓦のように並べられた蓬と玄米のお餅のデコボコとした表面を撫でていたら、頭の鈍痛がしゅるしゅると緩んでいった。撫で仏ならぬ、撫でお餅ではないか。これを摂取したならば、私の体内に巣食っている邪悪な感情や陰鬱とした不安まで消えてなくなりそうである。

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