牡蠣とシャルドネ

ゼミの卒業生が初任給が出たのでと、南三陸の牡蠣を送ってくださった。
なんというありがたいこと。
その牡蠣が新鮮で美味しいこと!さきほどまで海にいたのかなあと想像しては、南三陸の海の豊かさを味わう。
まだ木曜日だというのに、日本の魚に合わせることを考えられた富山のsaysfarm さんのシャルドネを空けてしまった。
牡蠣の潮の香りがシャルドネの樽のミルキーな香りとがまろやかに交わって、スルスルと止まらないのである。
セイズファームさんは、明治大学のある駿河台キャンパスのそばにもサテライトのブドウ園を持っていらっしゃるという革新的なワイナリーで、牡蠣を送ってくださった卒業生たちも受講してくれた昨年の「日本文化論」で課外授業をさせていただいた。
牡蠣とシャルドネを交互に口に流し込んでいたら、すっかり酔っ払ってしまった。
酔いに任せて、我が初任給は何に使ったのかなとつらつらと思い返してみる。誰かに贈り物をした記憶はない。本を買ってもいない。浅はかな人生を恥じ入る夜。
世界といわず、日本といわず、せめて私なんかが関わった若い人々がこれから生きやすい社会になるように、この後の身を尽くすことくらいしかできないよと、もしかしたら今日の自分のことを覚えていないかもしれない明日の愚かな自分に言い聞かせるために書きつけておく。

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